Sympapaです。
2025年6月の電気代(6月検針相当分)について書いていきたいと思います。
■我が家のスペックなど
電気代に関係しそうな家のスペックなどは下記のとおりです。
・ほぼ大人4名
・多少雪が降る日本海側でギリ6地域
・延べ床面積:35坪(1階:23坪、2階:12坪)
・太陽光発電:4.8kW
・Ua値:0.44
・C値:0.2
・第一種換気(90%全熱交換)
・オール樹脂ペアガラス窓
・電気の契約は夜間の単価が安いオール電化向けプラン
・オール電化(エコキュート,IHヒーター)
・玄関ホールに階段(リビング階段ではない)
・エコキュート: 460L
・各部屋エアコン計5台(LDKと居室4部屋)
本当はエアコン各階1台計2台で24Hr稼働を目指したかったところですが、音的な観点からリビング階段にしたくなかったのと、家族の体感気温差が激しいので各部屋エアコンにしました。
その他、電気代に大きく影響しそうなもので家庭によって違いが出そうな消費電力の大きい機器としては、ドラム式洗濯乾燥機(毎日洗濯乾燥使用), セカンド冷凍庫, 除湿機、ハイスペックデスクトップPC×2台があります。
エコキュートは夜間に沸き上げするタイプの従来型ですが太陽光発電をなるべく自家消費するため、翌日の発電予想が20kWh以上の場合は夜間の沸き上げを停止し翌日昼間に沸き上げするようHome Assistantで制御しています。
電気の契約は、夜間の単価が昼間より安価なオール電化向け契約(自由料金)となっています。
家族はほぼ大人が4名ですが、シフト勤務の人がいて夜勤があったり休日がバラバラだったり昼間から深夜まで誰かが活動している感じなので、どうしても一般的な家庭より電気の消費が多くなるとは思います。
■Home Assistantによる電気代及び太陽光発電により得した金額の自動計算
太陽光発電のコスト的効果をより正確に知るために、太陽光発電が無かった場合の電気代をHome Assistantを使って自動計算しています。具体的には、電気料金単価の異なる時間帯(夜間、週末昼間、夏季平日昼間、夏季以外の平日昼間)で別々に当月の電気消費量を積算し、それぞれの単価を掛けて太陽光発電が無かった場合の電気代を割り出しています。
但し、太陽光の発電量が多い予報の日には昼間にエコキュートの沸き上げをしていますが、太陽光発電を設置していなければ毎日単価の安い夜間に沸き上げしているはずなので、エコキュートの消費電力分は全て夜間の単価で計算するようにしています。
そして、買電量も同様に単価の異なる時間帯別に積算して実際の電気代も計算し、差額を計算することで太陽光発電によってお得になった金額も算出しています。
通常は太陽光パネルが無かった場合の電気代を計算するには消費した時間帯を問わず月の合計消費量に平均的な単価を掛ける方法になってしまうと思うので、それより正確に太陽光発電のコスト的効果を知ることができるはずです。
Home Assistantを使った電気代自動計算構築についてはここらへんの記事に書いています。
sympapa.hatenablog.com
sympapa.hatenablog.com
Home Assistantを使ったエコキュートの昼間沸き上げ制御構築についてはここらへんの記事に書いています。
sympapa.hatenablog.com
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■Home Assistantによる2025年6月の消費量,発電量,買電量,売電量, 金額の概略
2025年6月(6月検針相当分)の概略は以下のとおりでした。
期間: 2025年5月16日~6月15日
補助金: 無し
消費量: 718kWh
買電量: 447kWh
発電量: 576kWh
売電量: 305kWh
自家消費量: 271kWh
買電に対する電気代計算値: 14,196円
太陽光が無かった場合の電気代計算値: 22,719円
売電額計算値:4,875円
実質の電気代(電気代-売電額): 9,321円
今月太陽光でお得になった金額: 13,398円
自家消費率[(発電量-売電量)/発電量]: 47.1%
自給率[(発電量-売電量)/消費量]: 37.7%
当期間は、発電量の予測が20kWhを超えエコキュートを昼間に沸き上げしようと判断した日は14回でした。
雨の日も多く、発電もあまり奮わずで発電量は前月より105kWhのマイナスです。
昨年の同期間と比べると発電量は176kWhもマイナスなんですよね。太陽光パネルの劣化は1年目にドンと進んでその後は緩やかに進むようですが、まさかこんなに!?
でも、今年は梅雨入りが早くて昨年は梅雨がもっと遅かった気がするのでそのせいかなぁ。
前月に過去1年分のまとめを書いて大ネタを吐きだしてしまったので今回はこんなところですね。。。
■電力会社による請求と売電収入
電力会社からの請求の対象期間は5月15日~6月15日でした。Home Assistantで計算している期間(5月16日~6月15日)と比べて1日長いので一致はしません。
買電量:459kWh
売電量:318kWh
電気代:14,494円
売電額:5,088円
実質の電気代(電気代-売電額): 9,406円
■時間帯単価別の詳細
Home Assistantによる積算・計算の詳細を表にまとめています。こんな風に単価別に買電量・消費量を積算し計算させています。
今回(ってか当面)Home Assistantが積算・計算した値を手動で拾ってスプレッドシートに入力していますが、Home AssistantにはGoogle sheetインテグレーションがあるので、その内自動でスプレッドシートに入力されるようにしたいなぁと思ってます。って書きはじめてからどんだけ経ったっけ?(汗)