Sympapaの日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

Home Assistant: Androidタブレットで家のコントロールパネルを作る(1) [Fully Kiosk Browser導入]

Sympapaです。

AndroidタブレットにHome AssistantのフロントエンドUIを表示させ家のコントロールパネル的なものを作ってみました。

今回はその第1話で"Fully Kiosk Browser"を導入した話になります。

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■家のコントロールパネル的なものを作りたくなったきっかけ

Home Assistantのことを調べているとタブレットを据え置きしてHome AssistantのフロントエンドUIを表示させている例は良く見かけますが、特別魅力を感じていませんでした。

しかしNest HubにHome AssistantのフロントエンドUI:lovelaceをNest Hubに簡単にキャスト出来るそうなのでそれを試してみたんですよね。

www.home-assistant.io

 

ここのWebサイトに自分のHome AssistantのURLを登録して設定してやると、Nest HUBのディスプレイにフロントエンドUIが表示され、照明やエアコンの状態などを表示できるだけでなくタッチ操作まで出来てしまいます。これが思いのほか使い勝手が良かったんです。

しかしフロントエンドUIをキャスト中に音声操作でNest HUBのタイマーを設定してもタイマーの画面に切り替わらないなどNest Hubの使い勝手が落ちる部分もありました。

そこで押し入れに眠らせていた古いAndroidタブレットを引っ張り出してきてキッチンに設置し、これにフロントエンドUIを表示させてみようと思ったわけです。

 

■構想

やりたいことは以下のような感じでしょうか。

タブレット側の操作の自動化は、Androidの自動化アプリ:Taskerも組み合わせて実現していきます。ちなみに私はスマホAndroid派ですがTaskerがあるからAndroid派といっても良いくらいです(^^;

 

-キッチンの照明のオンオフ

-キッチンのテレビの電源,音量,チャンネル

-キッチンのエアコンの操作全般

-トイレが使用中かを表示

-玄関のロック状態を表示

 玄関の解錠中はロックするボタンを表示

-キッチンの温湿度と隣のリビングの温度を表示

-隣のリビングの照明のオンオフ

-隣のリビングのテレビのオンオフ

-キッチンのNest Hub Gen.2とリビングのNest miniの音量変更

-各部屋の窓の施錠状態を表示

-洗濯機の状況を表示(後述)

-家族の在宅状況表示

 

押し入れに眠っていたのは2017年頃に中古で購入したd-02HというHuaweiの8インチ(?)タブレットです。しかしAndroidのバージョンが5.5と古く、いざ構築し始めると色々厳しかったので、結局、HuaweiのMedia Pad M5 Lite 8の中古をメルカリで購入してしまいました。HuaweiのAindroid末期の端末でAndroidバージョンは9です。

設置したのはキッチンのNest Hubのとなりです。

 

■Fully Kiosk Browserの導入

最初は当然の如くHome Assistantの純正アプリを使用しました。しかしHome Assistant純正アプリは常時表示しっぱなしでも長時間操作していないとその後の一発目の操作が反応しなくなるので、常時表示のコントロールパネルとしてはイマイチだったんですよね。でも長時間操作していなくても表示はちゃんと更新されるというのがちょっと謎。

 

そんなわけで調べてみると、Home AssistantのフロントエンドUIを常時表示するのにはFully Kiosk Browserというブラウザが定番だということがわかりました。

Google Playでの評価が星2つと低い点が引っ掛かりますがインストールしてみました。

play.google.com

まだFully Kiosk Browserの特徴が何なのか良くわかっていませんが、特定のページだけを表示しFully Kiosk Browserを閉じることも他の操作をすることも出来ない環境を作れるブラウザみたいです。誰でも触れるような場所で特定の情報だけを表示する端末を作れるブラウザということですね。

フルに機能を使おうとすると6.9ユーロ課金して機能全開にする必要がありますが、課金すれば他の端末のブラウザからローカルでもクラウド経由でもリモートで設定や状況確認が出来て端末の再起動なども出来、APIも用意されています。

また例えば端末のカメラを利用して、モーションを検出したらディスプレイをONにするといったことも出来ます。

感想としてはまさにソレ用といった感じで設定も非常に細かく出来るのですが、お世辞にも解りやすいとは言い難いです。評価が低いのはそもそもBrowserという名前から普通のブラウザと勘違いしてインストールする人がいるからじゃないのかな?という気がしました。表示もHome Assistantの純正アプリより早いし、長時間操作していない状態からの一発目の操作にも問題なく反応してくれます。

 

■Home AssistantのFully Kiosk Browserカスタムインテグレーションの導入

Fully Kiosk BrowserをHome Assistantからコントロールできるカスタムインテグレーションが存在します。

github.com

 

Home Assistantから、タブレットの任意のアプリを起動したり、Fully Kiosk Browserで任意のWebページを表示したり、画面の明るさや音量を調節したり、タブレットを再起動したり他にも色々できます。

これがあればTaskerを使わなくてもHome Assistantからある程度のタブレットの操作が出来ますね。

タブレットやFully Kiosk Browserの状態をオートメーションのトリガにすることも出来ますがそこは割愛します。

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サービスの一覧

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バイスの一覧

 

■というわけで

不要だと思っていた家のコントロールパネルでしたが、視覚的にひと目で色々なところの状態が判るのはなかなか便利ですね。

つづく