
Sympapaです。
タイトル画像はGeminiさん作です。我が家のキッチンとは全く似ておりません(笑)
家のあちこちの照明を自動化している私ですが、居室(LDKとか寝室とか個人の部屋)の照明は「自動化しない派」です。
理由は居室の場合「薄暗いまま過ごしたい」とか「テーブルライトだけで過ごしたい」とかその時の気分や人によって様々なニーズがあると思うからです。
逆に通過するだけの階段や廊下、一時的に滞在するだけの玄関や玄関ホールやトイレやクローゼット類、作業するだけのランドリー兼洗面脱衣室の照明は自動化しています。風呂の照明も自動化していますが暗くして風呂に浸かりたいニーズもありそうなのでちょっとビミョーかな。
そして私的に最もビミョーなのはLDKの中にある「キッチン」の存在です。キッチンは作業するエリアなので作業中は明るくしたいことがほとんどだと思いますが、ちょっとカップボードからコップを取るだけとかもありますからねぇ。
そんなワケで今までキッチンの照明を自動化して来なかったのですが、バッテリー駆動のミリ波レーダー式人存在センサーを試したくなって2種入手してしまったので、そのテストの場として本末転倒ながらキッチンの照明を自動化してみることにしました(笑)
そんなワケでキッチンの照明自動化についてユルめに書いていこうと思います。
■目的はバッテリー駆動のミリ波レーダー人存在センサーを試すこと!?
(たぶん)2022年にAqaraがミリ波人存在センサー”FP1"を発売したことによりHome Assistant界隈ではミリ波レーダー式人存在センサーが人気となり2025年現在では一般化しました。
PIR(赤外線)人感センサーは人が居ても動いていないと検出し続けてくれないため、例えばトイレで使用するとウン〇をしている最中に照明が消えてしまう問題が発生します。ミリ波レーダー式人存在センサーを導入すると、じっとしていても人を検出し続けます。
我が家では、ミリ波人存在センサーを、玄関(屋内側),トイレ,ウォークインクローゼット,洗面所,お風呂に導入しています。廊下や階段などは通過するだけなので赤外線人感センサーだけで十分ですが、一定時間滞在する可能性がある場所ではミリ波人存在センサーを使用するのがおススメです。
ミリ波レーダーは消費電力が大きいためケーブルで電源を供給するタイプが一般的ですが、PIR人感センサーとミリ波レーダーの両方を内臓し、普段はミリ波レーダーを休ませておいてPIR人感センサーで人を検出したらミリ波レーダーを稼働させることで、消費電力を抑えてバッテリー駆動を可能としたミリ波レーダー式人存在センサーがチラホラ登場しています。
今回はバッテリー駆動のミリ波レーダー式センサーである"Aqara FP300"と"Tuya ZG-204ZM"の2種類を入手したので、どちらもキッチンの照明自動化に1週間ずつ使ってみて試しました。レビューはこちらの記事に書いています。
sympapa.hatenablog.com
どちらのセンサーも気になる点はあるもののキッチン照明の自動化目的であれば十分及第点なので甲乙付け難いのですが、最終的に"Aqara FP300"を使うことにしました。
その理由のひとつとして、どちらも基本的に「PIRセンサー検出」→「ミリ波レーダーを稼働させる」→「ミリ波レーダー検出」→「人の存在をレポートする」という流れなので照明オンになるまでに1秒程度のタイムラグが生じるのですが、"Aqara FP300"はPIRセンサー単独の検出状態を別にレポートしてくれるのでPIRセンサーが人を検出した時点で照明オンにすることが出来、照明オンのタイムラグを解消できるからです。
まぁ"Aqara FP300"は7,500円前後するのに対し"Tuya ZG-204ZM"は2,000円以下なので、コスパを考えると"Tuya ZG-204ZM"を照明オフ用に使って別に照明オン用のPIRセンサーを用意して組み合わせれば3,000円以内に収まるし良い選択ではあります。
まぁ今回は既に購入してしまっているので1個でこのタイムラグを解決できる"Aqara FP300"を使いますが。
但し"Aqara FP300"のPIRセンサーは過敏でゴースト検出(人が居ないのに検出)する時があるのでちょっと工夫しました。(後述します)
"Aqara FP300"をZigbee2MQTTに接続した場合の人検出に関わるセンサーや設定は下図のとおりです。(※照度, 温度, 湿度の項目もたくさんありますが、図が大きくなるためこれらは省略しています。)


■キッチンの照明を自動化する
我が家のキッチンの照明の構成は下図のような感じで、キッチンの作業灯としては家を建てた時に設置して貰ったLED一体型の温白色ダウンライト×2個と、ダクトレールに取り付けたEdison Smartミニシーリングライト(調光調色可能)×1個という3灯構成です。作業灯としての位置づけなので調光調色可能なEdison Smartミニシーリングライトも温白色で常に明るさMAXです。ダウンライト2灯はスマート照明ではないので、Sonoffのスマート壁スイッチでIoT化しています。

今回は単純にキッチンのエリアに人が入ると照明がオンになって、キッチンのエリアの人検出が無くなって2分半経過すると照明がオフになるようにしてみました。周囲が明るい時は点灯させないなんてことも考えてはみましたが、我が家のキッチンエリアは日中でもあまり明るくないのでまぁこれでいいかなと。自動で挙動を変えてしまうと逆に「あれ?点灯しない」なんとことも起きますし。
実際には、PIRセンサーが人を検出した時点([pir detection]が”true”になった時点)で照明オン、ミリ波レーダーが人の存在を検出しなくなった時点([presence]が"false"になった時点)で照明オフとしています。(※[absence delay timer]を150秒に設定)
PIRセンサーが人を検出した時点で照明オンとすることでタイムラグを短縮できます。
しかし前述したとおり、"Aqara FP300"のPIRセンサーは過敏でゴースト検出する時があります。この時は[pir detection]は"true"となりますが[presence]は"false"のままです。PIRセンサーのゴースト検出は継続するわけではないので、[pir detection]が"false"になった時点で[presence]が"false"の場合は照明をオフにするようにしています。こうすることでゴースト検出により照明がオンになってしまった場合、十数秒後には照明オフになります。
ゴースト検出により意図せず照明がオンになるのは気分が悪いですが今後のOTAアップデートで改善することを期待しています。不快なくらいゴースト検出が多ければ"Tuya ZG-204ZM"+PIRセンサーに変更するかもしれませんが。
んでキッチンの照明を自動化してみた感想です。
まず照明オンの自動化ですが「とても便利」でした。特にダイニングテーブルを食後に片付ける際は食器で両手が塞がっていることが多いですからねぇ。また我が家の場合料理を始めようとする時、レイアウト的に冷蔵庫から食材を取り出してからキッチンへ入るケースもあり、この場合も両手が塞がっているのでグッドです。
レイアウトと言えば、我が家の場合はキッチンエリアに入らずに冷蔵庫から物を取り出せるため、冷蔵庫から物を取り出すだけでキッチンで作業はしないという場合には照明が点灯せず自動化が邪魔をしないのが功を奏しているかもしれません。例えばリビングでくつろいでいて冷蔵庫から飲み物を取り出すだけなのにキッチンの照明が点灯してしまうということが起きません。
他にキッチンの照明が自動でオンになって欲しくないケースとして、例えば夜中に起きて水を飲みたくなってキッチンに入った時など照明がMAX明るく点灯するのはイヤかもしれません。深夜は暗く点灯させる設定にすれば良いのかもしれませんが、夜中にキッチン作業をすることもあるので自動で挙動が変わるのもよろしくないと思いそうしてはいません。
照明オフの自動化は少しビミョーな感じがしました。キッチンの照明は明るいだけに、意図しない消灯によってダイニングやリビングの明るさが変わってしまいますからねぇ。自動化しなくても良いかも。あるいはダイニングの照明の点灯状況や明るさによって自動でオフにするか処理を分岐させても良いかも。ここらへんは家族の反応をみながら調整したいと思います。
■まとめ
そんなワケで今回はキッチンの照明を自動化してみました。
結論、キッチン照明の点灯の自動化はとても便利、消灯の自動化はビミョーかもって感じでした。
今回登場した2種類のセンサーのレビューはこちらの記事に書いていますので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
それでは。