Sympapaのスマートホーム日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

スマートホーム関連の引っ越したらやることリスト

Sympapaです。


あと2週間くらいで新居へ引っ越す予定です。
引っ越したら当然誰でもバタバタすると思いますが、照明の設置やらLAN関連の設定やらHome Assistantの設定やらでスマートホームヲタク的には大忙しですね(笑)
そんなワケで、スマートホーム関係の引っ越したらやることリストを書こうと思います。
基本はHome Assistantでスマートホーム化しますが、Google Homeの設定も必要ですね。


1) 玄関周り・トイレ・階段・廊下の照明自動化
何はなくともまずは照明の自動化です。居室以外は全て自動化する計画ですが、まずは今までも自動化していた場所から手を付けます。
Home AssistantによるDIYが前提なので、防水が必要な屋外の照明以外は人感センサー付の照明を設置していません。また、イマドキのダウンライトはLED一体型が主流ですが、スマート電球が使えるように一部を除いてはあえてE26電球型のダウンライトを採用しています。
基本は赤外線人感センサーを使って自動化しますが、トイレは既にTuyaのミリ波センサーと赤外線センサーを組み合わせて自動化しているのでそれをそのまま移植します。


2)シューズクローク・ウオークインクローゼット・洗面所・収納の照明自動化
今まで自動化していなかった洗面所・収納、あるいはそもそも今住んでいる家には無かったシューズクローク・ウオークインクローゼットの照明も自動化します。
ウオークインクローゼットと洗面所は赤外線人感センサーでは思った挙動を得ることが難しそうなのでトイレと同じくTuyaのミリ波センサーも使って自動化する予定です。
シューズクロークは狭いし赤外線人感センサーでいけるかな。
ドア付き収納は照明は設置していませんがほとんどの収納内にコンセントを設置したので、必要に応じて照明を取り付けようと思っています。収納の照明の自動化はドア開閉センサーと連動させれば良さそうですね。


3) Home Assistantのダッシュボード設置
リモコンニッチに10インチタブレットを設置してHome Assistantのダッシュボードにし、ダッシュボードから照明のシーン切替をしたり家の状態を確認できるようにします。
ダッシュボードは既にだいたい組み立ててあって下の画像のような構想ですね。引っ越し準備で一部センサーが段ボール箱の中なので、Unavailableとかunknownになっちゃってますが(汗)
ちなみに現在もやっているのですが、トイレが使用中かどうかをリビングなどから確認できるようにするのは地味に便利でおススメです。


4) LDKの照明環境構築
明るさと色温度をシーンで切り替えられるようにし、それをHome Assistantのダッシュボードと赤外線リモコンで操作できるようにする予定です。赤外線リモコンはSONYのe-inkディスプレイ付き学習リモコン:HUIS(廃番)を使います。このリモコン凄くいい(高いけど)ので似たようなの発売されないかな。。。
LDKのほとんどはスマート電球によってスマート化させますが、キッチン上のダウンライトはLED一体型のものを設置したので壁スイッチを設置予定です。



5) 居室の照明環境構築
居室にもスマート照明を設置しますが、個人的には居室はスイッチによる操作が良いと思っています。
LDKだけは間取りの関係でドアからスイッチが少し遠くなったのと今時っぽく(?)LDKが通路代わりでもある間取りなので、とりあえずLDKに入ったら1つだけ自動で照明が点くようにして、ドアからスイッチが遠い問題はZigbee接続のリモートスイッチを壁に貼り付けて対処しようかなと思ってます。
パナさん、アドバンスやコスモワイドの形をした薄型のMatter対応リモートスイッチを発売したら需要あるんじゃないでしょうか?(笑)


6)窓の鍵の施錠状態検出
これは現在もやっているのですがHome Assistant初心者の時に強引に組み立てたオートメーションをそのまま使用しているし当然ながら窓の配置や数も違うので、このあたりの見直しが少し必要です。
あと、引き違い窓のクレセント錠の形状も変わるし、現在住んでいる家にはなかった滑り出し窓も多いので、センサーの物理的な取り付け方法の見直しも必要ですね。


7) 電気錠とHome Assistantの接続
新居にはYKK APの電気錠付玄関ドアを採用しました。電気錠は100Vタイプでニッチに操作盤YSKAG B3を設置しています。
操作盤にあるHA端子(JEM-A端子)とESP32を繋ぎ、ESP Homeを使ってHome Assistantから操作できるようにする予定です。
採用したドアの実物を見たらスマートキーの仕様が思っていたのと違い、内側にはボタンが無く解錠するにはサムターンを2つ回すしかないのと外出する時に機能するオートロックが存在しないので、Zigbee接続リモートボタンでの解錠とオートロックをHome Assistantで実現したいと考えています。
sympapa.hatenablog.com


8) エアコンとHome Assistantの接続
エアコンは全て無線LAN対応アダプターを付けるか元々無線LAN対応のものにしたので、echonetlite_Homeassisantかechonetlite2mqttを使いEconet Lite経由でHome Assistantに接続します。
まぁこれをやるメリットは外出先や別の部屋からエアコンを操作できることくらいなので後回しでいいかと思いつつ、手間がかからんし家族それぞれ用にスマホダッシュボードを用意する予定なのですぐやるでしょう。


9) 太陽光発電とHome Assistantの接続
採用した太陽光発電のパワコンはオムロン製でEchonet Liteに対応しています。
なのでEchonet Lite経由でHome Assistantに接続できるはず。
オプションの電流センサーは付けていないので取得できるのは発電量と全体の消費量くらいだと思いますが、発電量に応じて昼間にエコキュートを沸き上げさせるとかエアコンを自動で調整するとか、発電量が多くて消費量が少ない日はダッシュボートに「もっと昼間に電気を使え」と促す表示をするとか夢は広がります(笑)


10) エコキュートとHome Assistantの接続
太陽光発電を採用したので昼間にお湯を沸かす「おひさまエコキュート」を採用しようかと思いましたが、工務店仕入れが得意な三菱製の「おひさまエコキュート」は機能面があまり充実しておらず従来型エコキュートより割高感があるので、従来型の夜間に沸かすエコキュートを採用しました。まぁ時計を昼夜反転させれば解決できるというのもあるし、三菱製の場合むしろ「おひさまエコキュート」の方がお湯を沸かす時間の設定の融通があまり利かないっぽいので、Echonet lite経由でHome assistantで制御するなら従来型エコキュートのが良いと判断しました。
もちろん、エコキュートのリモコンは無線LAN対応でEchonet Lite対応のものを選びました。
太陽光発電の発電量予測に応じて、発電量の多い日は昼間にお湯を沸かし、発電量の少ない日は安価な夜間電力でお湯を沸かすのを自動でやるのが野望です(笑)


11) 食洗機(Wi-Fi非対応)とHome Assistantの接続
たまに食洗機に入っている食器が「これ洗ってあるの?ないの?」ってなることありませんか?我が家だけかな(笑)
なので、いつ洗い終わったかを知ることが出来ると結構便利だと思うんですよね。
でも、新居に採用したミーレの食洗機は無線LAN対応モデルではないのでHome Assistantとの接続は諦めてました。
しかし、食洗機用の200Vコンセントと自動水栓用の100Vコンセントがキッチンの奥の見える箇所に設置されていたのでESP32用の電源も確保できるし、200Vコンセントに延長ケーブルをかませてESP32に繋いだクランプ電流計で電流を拾えば、洗い終わったのを検出してHome Assistantのダッシュボードに洗い終わった時間を表示させることも出来そうですね。まぁこれも電子工作が面倒なので後回しか。。。


12)洗濯機とHome Assistantの接続
我が家の東芝製ドラム式洗濯乾燥機は選んで買ったわけではないのにWi-Fi接続対応です。まぁ出来ることは単にアプリに「乾燥始まった」とか「洗濯終わった」とか警告とかの通知が来たり、アプリで残り時間を見たりできるだけですけど。
APIが公開されていないのでダッシュボード用のタブレットに届いた通知を検出して、ダッシュボード上に洗濯機の状態を表示したり、Google Homeから音声で「洗濯が完了しました」と喋らせたりしています。
これは現在もやっていることなのでそのまま移植するだけですけどね。


13)郵便ポストに郵便物が入っているかの取得
今住んでいる家よりも新居の方が不便そうなモノとして郵便ポストがあります。今時の住宅では断熱性や気密性を確保するため、壁を貫通するポストをは採用しないのが一般的です。もちろんお金さえ出せば断熱気密処理された壁を貫通するポストも無いわけではありませんが特殊で高価です。
なので普通の壁に取り付けるポストを採用したワケですが、ポストに郵便物が入っているのか家の中からは判らないし取ることもできません。
せめて郵便物が入っていることを家の中のダッシュボードで知ることが出来れば不便さは軽減されそうですよね。
ポスト周りに電源が無いのでZigbee接続のドア開閉センサーを使って、投函口の蓋が開いたらステータスを「郵便物あり」にし、郵便物を取り出す蓋を開いたら「郵便物なし」にするって感じでいけるかな。


14)ロボット掃除機とHome Assistant及びUI構築
ロボット掃除機なんて基本はフルオート動かせば良いんですが、「今すぐここを掃除して欲しい」ってこともありますよね。
スマホを取り出してアプリを起動してってやるのはちょっと面倒なのと奥様が使いこなせないので、下の図のようにHome Assistantのダッシュボードからワンタッチで部屋やエリアを選んで掃除させることを妄想しています(笑)
ロボット掃除機の基地は廊下の収納に設置するので、その基地と掃除する目標地点との間にある扉が開いているかもチェックし、開いていなければGoogle Homeから音声で警告してくれるようにもしたいと妄想しています。これは新居の各エリアについて掃除機の座標を取得したりUIを組み立てるのに結構手間がかかりそうなので冬休みの宿題かな。


15) 温湿度計・CO2濃度計の設置
新居は90%全熱交換式の第一種換気を採用しました。基礎断熱の床下を換気に使用するタイプです。
基礎断熱なので床下の換気はこの第一種換気システム頼みになりますが、床下が室内と同じになるのでカビが生えたらシャレになりません。
そんなワケで室内、床下、天井裏の数カ所に温湿度センサーを設置し、結露リスクをダッシュボードに表示したり、露点に近づいたらエアコンを自動で動かして乾燥してやろうなんてことを妄想していますが、まぁ温度と湿度を元にエアコンの制御するアルゴリズムを考えるのが大変そうなので妄想に終わるかも(笑)


16)カーテンの自動化
現在はカーテンロボットは導入していませんが、新居ではリビングの掃き出し窓に導入したいと考えています。
現在日本で買えるものでHome Assistantと接続できそうなのだとSwitchbotか+Styleの2択だと思いますが、Amazonのレビューを見ると+Styleのはパワー弱そうですねぇ。Switchbotのが酷評は少ないですが、それでも星3つのレビューでさえ結構よろしくないことが書かれていたりします。条件が揃わないとまともに動かないいわゆる「好きな人用デバイス」の臭いがプンプンしますが、その割に普通の人が手を出してしまうようです(笑)
AliexpressでTuya系のを買ってもいいんですが、ここは返品可能なAmazonでSwitchbotのを買うのが無難ですかねぇ。


17)シューズクロークのロールスクリーン自動化
玄関の脇にシューズクロークを設けました。
玄関とシューズクロークの間にはドアを設置せず目隠し用にロールスクリーンを設置しました。
普段はスムーズに行き来したいので開けっ放しで使って来客時のみ閉めたらいいかなと。
んで、来客時にNest Doorbellの呼び出しボタンが押されると、自動で閉まってくれるといいなって考えてます。
ロールスクリーンの開閉を自動化するスマートデバイスで昇降させるビーズチェーンに取り付けるタイプだと、Aqara Roller Shade Driver E1が評判良さそうですが、2m上げるのに40秒くらいかかるみたい(Aqara以外もそう)だし、これを取り付けた場合に手動でも昇降させることが出来るのかが良くわからんので迷ってます。たぶんこのネタお蔵入りかも(笑)


そんなワケで夢はムクムクと膨らみますが、手段が目的になりすぎないように気をつけないと。。。(笑)
それでは。