Sympapaのスマートホーム日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

Home AssistantをSSDブート化する(リベンジ)

Sympapaです。


2022年8月に一度、Rasberry PI4で動かしているHome AssistantをSSDブート化したのですが、4か月後の2022年12月にSSD(or SSDのUSBケース)が早々にご臨終になりSDカードで復旧していました。
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その後、かれこれ2年近くSDカードを交換せずに運用しています。
しかし、Home Assistantはログなど細かいデータを大量に書き込むためSDカードにダメージを与えやすいと言われているのですよね。実際、過去にSDカードを新品に交換しそれまで使用していたSDカードをフォーマットしてアクセス速度を測ると、もの凄く遅くなっていたという経験があります。


そんなワケでそろそろSDカードを交換しようかと思っていましたが、どうせならSSDにして長寿命化と高速化を図りたいということでSSDブート化のリベンジをしたいと思います。

■用意したハード

SSD
前回は”シリコンパワー 3D TLC NAND採用 128GB SATA III 6Gbps A55シリーズ SP128GBSS3A55M28”を使ったのですが4ヶ月でご臨終になった(※USBケースの方の問題かもしれません)ので、今回はシリコンパワーはやめとこうという心理状況です(汗)
しかし、Home Assistantには128GBや256GBもあれば十分なのでが、そんな小さい容量の選択肢は聞いたこともないよーな中華メーカー製のが多く、有名どころの選択肢はほとんど無くてあっても高価というのが実情です。
そんなワケで今回は"Patriot Memory P300 256GB M.2 SSD 2280 NVMe PCIe Gen 3x4 内蔵型SSD P300P256GM28"を選択しました。
まぁAmazonのレビュー見てると、怪しい中華と使っているチップは同じだという微妙なレビューもありますが。。。

amzn.asia


SSDのUSB接続アダプタとケース
前回はトランセンド USB3.1 [M.2 SATA SSD 専用] 外付けケース TS-CM80S(M.2 2280 SATA用)でしたが、今回は"ロジテック(エレコム) LGB-PNV02UC USB3.2(Gen2)対応M.2 NVMe SSDケース"にしました。
結局、前回ご臨終になったのがSSDなのかUSBケースなのかを切り分けしていないままですが、前回はSATAで今回はNVMeなので切り分けできずに交換です。

https://amzn.asia/d/5lmazrdamzn.asia

■作業していく

前回のSSDブート化の際にRasberry PI 4のUSBブート化は済ませていたので、今回はその作業は必要ありません。
ちょっと古めのファーム(ってかブートローダ)がインストールされているRasberry PI 4はデフォルトではUSBブートに対応していないので、USBブート化に対応させる必要があります。
それに関しては前回SSDブート化した時の記事を参照ください。
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1.Home Assistantをバックアップする

Home Assistantのバックアップ機能でバックアップします。
バックアップが終わったらPCなどにバックアップファイルをダウンロードしておきます。

2.SSDにHome Assistantをインストールする。

初めてHome Assistantを導入した時と同じ手順でSSDにHome Assistantをクリーンインストールします。
こちらのページの手順どおりにやりました。
www.home-assistant.io


前回のことを覚えておらずちょっと「あれ?」となったのは、WindowsRaspberry PI ImagerでHome Assistantをインストールした後、Windowsのディスクの管理で見るとSSDが256GBなのにブートパーテーションが32GBしかなかった点です。
結果的には、この状態でSSDをRasberry PI 4に繋いでブートしたところデータ領域が加わり、ちゃんと256GB使用されました。

↓こういうことらしいです。
developers.home-assistant.io

4.SSDを繋いでRaspberry PIを起動する

SSDRaspberry PIUSB3.0ポート(青い方)に繋いで電源を入れます。
しばらく経つと他のPC等から”homeassistant.local:8123"でHome Assistantの画面にアクセスできるようになります。

5.バックアップを復元する

「バックアップを復元」を押して、最初にバックアップしてPCに保存しておいたファイルをアップロードし復元します。
これで作業は完了です。
前回は、バックアップが復元されて再起動してくるまでに結構な時間がかかったしますが、今回は5分もかからんくらいだったと思います。


■再起動後

前回のSSDブート化の記事によると再起動後に最初アドオンがうまく起動しなかった(裏では起動しているのにUI上起動していないように見えた)と書いてましたが、今回は全て問題なく起動しました。

■だがしかし。。。

前回同様、Home Assistantの動作が気持ちサクサクになりましたが、まぁ体感速度はさほど変わりません。
そして、SSDブート化して3日後、突然得体の知れない不具合が発生。。。ZigbeeネットワークはZigbee2MQTTもZHAも停止、その他バックアップなどのサービスも停止。。。でも、ちゃんと確認したワケではありませんが、Wi-Fi接続のデバイスは正常に稼働している模様。。。システムを再起動しても同じ症状を抱えたままで、Rasberry PI4の電源を一旦オフにしてオンにしたら正常起動しました。
SDカードではずっとノートラブルだったのに、このタイミングでこんな不具合が発生するとは。。。
なんとなくUSB絡みのトラブルのような気がします。電源足りてないのかなぁと思いつつ、Amazonのレビューも良い電流4Aの電源を使っているので大丈夫なはずですけど。。。


前回、SSDがご臨終になった時と少し似ている気がします。今後トラブらないかドキドキドキドキ。。。


それでは。