Sympapaのスマートホーム日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

スマートホーム: 屋外や風呂で使う人感センサーとドア開閉センサーの防水化

Sympapaです。


スマートホーム化を進めていく上で課題のひとつとなるのがセンサー類の防水化ではないでしょうか?
屋外や風呂に人感センサーやドア開閉センサーを取り付けたいケースは結構あるでしょう。
探せば防水のセンサーも見つけられますが、水中にドブ漬けするわけでは無いし、普段1,000~2,000円のセンサーを使用している私達(達?(笑))からすると高価すぎます。


私は非防水の人感センサーをDIYで防水化し、軒の下ではありますが設置して約9月経ちましたが全く問題ありません。
ドア開閉センサーもDIYで防水化し風呂の窓に設置して掃除の際は水をぶっかけていますが、こちらも約9ヶ月経って全く問題ありません。
そんなワケでその方法などを記事にしてみたいと思います。
が、やってみようという方はお約束の自己責任でお願いします(笑)

■人感センサーの防水化

人感センサーを屋外で使う場合、防水化以前に課題があります。
どんな要因で起きるのかは良くわかりませんが、センサーによっては室内では5m程度の距離の人感を良好に検出してくれるものであっても日中の屋外では極端に検出できる距離が短くなったり、日中の屋外で検出が良好なものは夜間に家の前をクルマが通ると誤検出することがあります。


我が家では屋内では4種類の人感センサーを使用しています。
sympapa.hatenablog.com


その内、Aqura Motion sensor (RTCGQ11LM)とSonoff Motion sensor (SNZB-03)を屋外で試しました。
Aqura Motion sensor (RTCGQ11LM)の方は屋内では感度良好ですが明るい日中の屋外だと至近距離まで近づかないと人感を検出しませんでした。
レンズの問題かなぁ。。。
Sonoff Motion sensor (SNZB-03)の方は、センサーの正面が家の前へ向くように取り付けたところ、夜間に家の前をクルマが通った時にも誤検出しました。しかし、軒下に下向きで取り付けると誤検出せずいい感じに人感を検出してくれたので、屋外用人感センサーとしてはSonoff Motion sensor (SNZB-03)を軒下に下向きに取り付ける前提で使用しています。
itead.cc


さて、本題の防水化ですが、まずレンズの周りにはシリコーンコーキングを施しています。仕上がりの汚さは気にしないでください(笑)


コーキングガンで使うような大きいコーキング剤を買っても使いきれないので、私はコニシのバスボンドを愛用しています。
www.bond.co.jp


そして、筐体の側面と背面はブチルテープでグルグル巻きです。


ブチルテープの本来の用途は電線接続部などの防水のようで、いわゆる粘着剤は塗布されていませんが、2倍~3倍くらいに伸ばして巻き付けると張力で被着体に密着し、巻き付けたブチルテープ同士も一体化するという優れモノです。
愛用しているのは日東電工のNo.15で、以前からクルマの配線を弄ったりした時にも使っています。
www.nitto.com


人感センサーの場合はレンズ部分を剥き出しにしなくてはいけないので、そこから筐体とブチルテープの間に侵入する水はさすがに完全に止水出来ないかもしれませんが軒下で使う程度なら全然大丈夫そうです。約9月経過し切腹してみましたが水の侵入の痕跡は全くありませんでした。
ブチルテープは2倍~3倍(倍率はテキトー)に伸ばしながら巻かないと性能を発揮できないので注意が必要です。

■ドア開閉センサーの防水化

我が家で使用しているドア開閉センサーは全てAqara Door and Window Sensor(MCCGQ11LM)です。
www.aqara.com


風呂の窓のクレセント錠が施錠されているかをモニターするために、このドア開閉センサーを防水化して風呂の窓に取り付けています。
こちらは開口部が必要無いので、ブチルテープで完全にグルグル巻きしています。
ブチルテープ同士は一体化するし開口部が無いので、こちらは人感センサーよりも高い防水効果が得られているのではないでしょうか?
風呂の掃除の時にも気にせず水をぶっかけていますが、約9ヶ月経過し切腹して確認したところ水が浸入した痕跡は微塵もありませんでした。


但し、あまり分厚く巻くとちょっとドア開閉センサーの感度が鈍くなったり電波の飛びが悪くなる気がしているので、巻きすぎない方が良いかもしれません。

■まとめ

そんなワケで今回はスマートホームに欠かせない人感センサーとドア開閉センサーの防水化について書いてみました。
それでは。