Sympapaのスマートホーム日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

2台目のRaspberry PI 4としてOkdoスターターキットを買ったはなし

我が家でHome AssistantがRaspberry PI 4上で稼働し始めてから9ヶ月ほど経ちました。

今では我が家の照明や家電の自動制御はHome Assistantに依存しています。
特に照明の自動化については停止するとかなり困るので、Home Assistantがトラブった時の復旧体制の構築はひとつの課題でした。
ソフト的なトラブルに対してはこまめにバックアップするくらいしか手が無いと思います。Home Assistant上でバックアップを取るのはもちろんですが定期的にSDカードのクローンを作っておけば、とりあえずはSDカードを差し替えるだけで復旧できると思います。


ハード的な不安としては、ひとつめはRaspberry PI 4本体や電源の故障、ふたつめはZigbeeコーディネーターの故障、みっつめはセンサー類の故障があります。
最初は日本で買えず入手に時間がかかるZigBeeコーディネーターが一番の課題で「予備が必要かな」と考えていました。

Raspberry PI 4と電源については、私が住んでいるド田舎でもマルツ店頭へ行けば売っていたので即日入手可能だと思っていたんですよね。
しかし、いつからかRaspberry PI 4はどの通販ショップでも軒並み売り切れの状況、当然ながらド田舎にあるマルツ店頭からも姿を消しています。


そんなワケで予備を購入しようと2ヶ月前の1月後半くらいからRaspberry PI 4を探す旅が始まりました。
最初は品薄状況もショップのことも良くわかっておらず、R社さんでRaspberry PI 4の8GBモデルが2月11日入荷予定となっていたのでポチっとしました。
その数日後に、現在Home Assistantが稼働している1台目のRaspberry PI 4を購入したS社さんで4GBモデルが在庫ありになっているのを見かけたのでポチろうかと思いましたが「1台目と全く同じなのもアレなのでやっぱ先に注文した8GBの方を待とう」と思いスルーしたんですがこれが失敗でした。
先にポチっていた8GBモデルの注文履歴ページには、もともとは2月11日と納期が書かれていたのですが、それが3月21日へ変更になり、いつからか納期が表示されなくなってしまいました(汗


その後は、通販ショップのページを見て回ったりメルカリをウオッチしていましたが、通販ショップでは入荷すると瞬殺、メルカリでの相場はここ1ヶ月でむしろ上がって来ているように見え、22年3月27日現在では4GBモデルは中古でも15,000円を下回ればすぐに売れるって感じでしょうか。
そして先日、メルカリで4GB 13,000円くらいの中古をポチろうと思ったんですが「一応、通販サイトの在庫確認しよ」とググってみたところ、M社さんでRaspberry Pi 4 B 4GB スターターキット ¥9,990(税抜きだけど)が「当日発送」と書かれてました。「 う そ ? 」
何度も何度もガン見しましたが「当日出荷」です。そして、同じサイトの単体のRaspberry Pi 4 B 4GBには「欠品中」と書かれていました。ちゃんと(笑)
電源も付いて、(デザインが好みではないけど)ファン付ケースもヒートシンクも付いて、更にオマケも付いて新品なのに税込み¥10,989です。いわゆる定価なのに安い!って思える不思議(笑)
そんなワケで慌ててアカウントを作成しポチりました。
ポチってからも半信半疑でしたが本当に当日、発送案内が来ました(笑)
翌日見た時にはもう「欠品中」になってましたが。。。

開封する

一応、セット内容を見ておきましょう。
まず、スターターキットって代理店がテキトーに寄せ集めたものが届くのかと勘違いしてましたが、届いたのはokdoのロゴが入った立派な箱に入った純正キットでした。


セットの内容は以下のようになっています。

Raspberry Pi 4 4Gb Model B
アルミケース
DC 5V 0.1A ファン
滑り止め防止パッド×4
アルミニウム製ヒートシンク×3
32GB Micro SDカード (プリロード NOOBS V3.3.1) 透明ケース付き
USB Micro SD カードリーダー
1m 4K Micro-HDMI - HDMI ケーブル×2
5V/3A 電源
ドライバ


当然ながら本体に加え、電源、ファン付ケース、ヒートシンクが入っているのですぐに使えます。好みじゃないと思っていたアルミ製のケースも写真で見るよりかっこよかったので今後もこのまま使います。


HDMIケーブルはご丁寧に2本も付いています。Raspberry PI 4の映像出力はMicro-HDMIでどの家庭にでもケーブルが転がっているわけではなく、届いてから「あっ!ケーブルが無い」って気づくパターンもありそうなので同梱されているのはいいですよね。
OS(というかインストーラらしいですが)入りのMicro SDカードも付いているので何も調べなくても起動できそうです。
更にMicro SD カードリーダーまで付いています。
ドライバーまで付いて他に何も用意しなくてもケースに取り付けできます。

と思ったけれどケースの隙間の狭いところにネジを入れなくてはいけないのに付属ドライバーはマグネット無しで痒いところには手が届いていない感が惜しい(笑)


他に何も用意しなくても使い始められるキットになってますね。
上質な紙の日本語解説書も入っています。

しかし肝心の組み立ては「このURLのページを見ろ」でした。他に何も用意しなくてもいいのかと思いきやそこはそうなるんかい(笑)
www.okdo.com

■初めて触るRaspberry PI ( !? )

1台目のRaspberry PI 4にはソッコーでHome Assistant OSをインストールしてHome Assistantを稼働させたので、Raspberry PI が何者なのか私はさっぱりわかっていません。
2台目は基本的にHome Assistant用予備機として購入しましたが、せっかくなので少しだけRaspberry PIのお勉強をしようかなと思っています。あんま興味ないけど(笑)
興味が無いとはいえ、Raspberry PIで動くホームオートメーション用のスクリプトなどは世の中にたくさん転がっています。
Home AssistantもContainerをDocker(←何のことかはさっぱりわかっていない)でインストールした方が、裏で他のスクリプトを走らせておける自由度が高くなりそう(←良くわかっていない)ですし、Home Assistant OSでは出来ないことが色々出来たりするかなぁと。

そんなワケでとりあえず付属しているSDカードに入っているOSで遊ぼうかなと思っていましたが、 調べてみると入っているのは"NOOBS"でインストーラーのようです。
オマケSDカード自体の質もよろしくないと思われるため、Windows PCで手持ちのSDカードにRaspberry PI OS 64bitをインストールしてとりあえず起動してみました。
無事起動しましたが、まぁフツーのちとモッサリしたパソコンでした(笑)


今後はとりあえずDocker環境を構築してHome Assistantを入れてみようかな。
でもHome Assistantの設定やらデバイスって、Home Assistant OS環境からDocker環境に変わっても、そのまま簡単に移行できるんやろか?
色々とわからないことだらけですがとりあえず弄ってみたいと思います。


それでは。