Sympapaのスマートホーム日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

スマートホーム: Xiaomi light sensor GZCGQ01LM 照度センサー レビュー(今更)

Sympapaです。

我が家では半年ほど前から照度専用のセンサーがひとつだけ稼働しています。それが今回レビューするXiaomi light sensor GZCGQ01LMになります。
照度専用のセンサーというのは需要が無いのかほとんどラインナップが無いんですよね。
人感センサーに照度センサーが付いているものは多いのでそれで代用出来そうな気もしますが、人感センサーに付いている照度センサーは「人感があった時に更に照度によって処理を分岐する」ことを想定して付いていると思われ、「人感があった時と人感が無くなった時」及び「数分~数十分間隔」でしかレポートされないものが多いんじゃないかと思います。
例えばAqura Motion sensor (RTCGQ11LM)ですと人感のステータス変化が無い時は55分間隔、Philips Hue 人感センサー (PLH06MS)の場合人感のステータス変化が無い時は5分間隔でしか照度はレポートされません。この2種しか照度センサー内臓の人感センサーを持ってないのでまぁ決めつけですけど(汗
HueとAqaraの人感センサーに内蔵している照度センサーのレポート頻度についてはこちらの記事をご覧ください。
sympapa.hatenablog.com


まぁ照度専用のセンサーであっても「暗くなってきたら照明を点ける」といった用途に使用されるケースがほとんどだと思われ照度の変化が緩やかなので、ほとんどの場合はレポート間隔が分単位であっても困ることはなさそうです。
しかし、例えば「照明のオンオフ状態を照度で取得してスマートホームシステムと同期させたい」場合などは極力即レポートして欲しいため分単位のレポートではNGです。
現在、Home Assistantとシーリング照明の同期をしたいと考えていてそれに適した照度センサーを探していましたが、結局のところ現状は我が家で1個稼働中のXiaomi light sensor GZCGQ01LMが最適じゃなかろうかという結論に至り、追加で2個ポチった記念に(?)今更ですがレビューを書きたいと思います。

■Xiaomi light sensor GZCGQ01LMとは

スマートホーム界隈ではおなじみXiaomiが販売しているZigBee接続の照度センサーです。
生活防水、40mmφ×12mmの小ささ、0~83000luxの広レンジ、2lux単位の精度などが特徴です。
広レンジに関してはちょっと疑問を持っていて、ちょっと明るいだけで簡単に数万luxを叩き出し他の人感センサーがレポートする照度とかけ離れているので絶対値が真値なのかは怪しいと思っています。まぁちゃんとした照度計と比較したわけではないので単なる印象ですが(笑)
でも仮にレンジが広くないとしても、他の人感センサーに内蔵した照度計と比べると分解能が高いことは間違いなさそうです。
電池はCR2450ですが、我が家で過去から使用しているものは5ヶ月使用してまだ電池残量100%表示です。まぁ電池残量に関しては、ある程度減るまで100%表示のものもあるのでアテにならないかもしれませんが、同じXiami(Aqora)の人感センサーとドア開閉センサーはZHAでは1%単位の表示で減って来るので本当に100%に近いままなのかもしれません。

■何より大事なのはレポート頻度

前述したとおり今回はHome Assistantとシーリング照明の同期用に使用するので、照度のレポート頻度が重要になります。
Xiaomi light sensor GZCGQ01LMをHome AssistantのZHAとZigBee2MQTTに接続してそれぞれテストしてみました。
同じXiaomi(Aqura)の人感センサーは人感があった後のレポート間隔は通常60秒間隔なのですが、ペアリングモードになると数時間の間レポート間隔が5秒になる仕様なので、今回の照度センサーも同様の仕様だった場合はペアリング直後だと正確にテスト出来ないことになります。なのでペアリングして半日以上経ってからテストしました。
結果はZHAでもZigBee2MQTTでも以下のとおりでした。ちなみにZHAでもZigBee2MQTTでも取得できる項目は照度(Lux)だけでした。

  • 照度のレポート頻度は照度の変化があまり無い時には30秒間隔。
  • 照度が大幅に変化した時は5秒間隔のレポートに切り替わる。但し、照度が大幅に変化し5秒間隔になった時も実際にはその次の次か更にその次のレポートに結果が反映される感じなので、実際には5秒~15秒のタイムラグがあると考えておいた方が良さそう。

f:id:sympapa:20220213085946p:plain

ディスコン!?

Xiaomi light sensor GZCGQ01LMですが、どうやらディスコンなのかAliexpressで評価の高いちゃんと届きそうなセラーの在庫は全滅となっています(><)
評価がビミョーなセラーで在庫ありのところもありますが、コメントに「発送されねー」って書かれていたりします(汗

代わりの照度センサーを探した結果代替になりそうなのはTuyaのこれくらいでしたが、”Two-way communication, Regular feedback brightness status update brightness value and status every 30 min.”と書かれていて、定期では30分間隔のレポートのようだし照度変化でのレポートはどのくらいの変化で実行されるのかわかりません。単4電池2本を使うので電池持ち的には期待できそうですが、ややデカいのでシーリング照明の中に仕込むのにやや難があるかも。それにAliexpressで売っているセラーも多くはありません。
expo.tuya.com


結局、Techinnなるスペインの通販にXiaomi GZCGQ01LMの在庫があるという情報を見かけたので、はじめてTechinnを使って購入してみることにしました。

■関係ないけどTechinnでの通販

はじめて利用したTechinnですがなかなか安心できる通販サイトでした。
価格はセンサーが1402円×2個、送料(PostNL→日本郵便)が886円(商品が1個でも2個でも同じ)の計3690円。
以前Aliexpressで買った時は1435円の送料タダだったので送料分が余計にかかりました。


Techinnで1月31日のお昼休みにポチってバーチャルな発送案内が1月31日の夕方に来ました。
その後リアル発送がなかなか来なかったので「ほんとに在庫あるのか?」と思いましたが、2月4日にオランダからリアル発送されました。
Techinnの最初の安心要素は発送されると「パッケージの写真」が確認できる点。こんな風に写真を確認できます。
ちなみにこの写真を見た感じ「Aliexpressと同様に袋に直接商品箱が入っててボコボコになって届くんだろうな。。。」と思っていましたが、実際には袋の中に15cm角くらいの段ボール箱が入っていてその中に大量のプチプチで保護された商品箱が入ってました。
大過ぎて届いた時にコレだとは思わんかった(笑) 
ということで梱包もしっかりしてました。


話を配送に戻すと、リアル発送された2月4日当日に国際交換局から発送されて2月9日に日本へ到着、2月12日に郵便屋さんが届けてくれて我が家へ到着しました。
ポチってから12日で着いたのでシンガポール経由の場合のAliexpressと比べるとやや早い感じでした。
ってかリアル発送がもうちょっと早いと完璧でしたが。。。まぁ便の関係で発送日を調整しているとかがあるのかもしれません。

■まとめ

そんなワケで、既にディスコンくさい照度センサー: Xiaomi light sensor GZCGQ01LMの今更レビューを書いてみました。
通常の照度のレポート間隔は30秒ですが、照度が大幅に変化した時は5秒間隔のレポートに切り替わり、実質的なタイムラグは5秒~15秒程度。
照明の同期といった用途でもなんとか使えそうな感じなので、近いうちに試してみたいと思います。
それにしてもXiaomiさん、後継機種は出してくれんのでしょうか?それとも部品不足とかで品薄になっているだけなのでしょうか?


次回は今回レビューしたXiaomi light sensor GZCGQ01LMを使用して、Home Assistantと照明のオンオフ同期をしたいと思います。
それでは。