Sympapaのスマートホーム日記

スマートなんとかはスマートじゃない方法でつくられている

Home Assistant: Edison Smart ミニシーリングライトをLocal Tuyaで接続する(再チャレ)

Sympapaです。


"Edison Smart ミニシーリングライト"は小さくてスタイリッシュなのにとても明るいスマートシーリングライトでかなり気に入りました。

TuyaのOEM品のようなので是非ともHome Assisatantの"Local Tuya"カスタムインテグレーションを使ってHome Assistantから操作したいと考えています。
前回、この"Edison Smart ミニシーリングライト"をHome Assistantの"Local Tuya"カスタムインテグレーションから操作できるようにしようとしましたが、接続はできたけれど操作が出来るようになりませんでした。接続は出来ているのですが"Data point"の設定が間違っているのか"Edison Smart ミニシーリングライト"の"Data point"が特殊なのか。。。Tuya IoT development Platformからの操作も出来なかったので"Edison Smart ミニシーリングライト"の"Data point"が特殊なんだろうというのがその時の結論でした。
sympapa.hatenablog.com


ただ、別の照明(+Styleの電球)で初めて"Local Tuya"をセットアップした際、"Local Tuya"とTuya IoT development platformとリンクさせて必要な情報を"Local Tuya"から自動取得してくれる機能を試したのですが必要な情報を取得してくれなかったので、"Local Tuya"とTuya IoT development platformをリンクせずに必要な情報を手動で取得する方法でセットアップしていたため、この"Edison Smart ミニシーリングライト"のセットアップも手動で行っていたんですよね。


今回あらためて"Local Tuya"とTuya IoT development platformをリンクさせて必要な情報を"Local Tuya"から自動取得する方法にトライし、"Edison Smart ミニシーリングライト"が"Local Tuya"から操作できるかを試したところ「成功」しました!(^^)
ということで備忘録として、セットアップの方法を書いておきます。
※既に"Smart Life"アプリのアカウントを作成し、"Edison Smart ミニシーリングライト"がアプリに登録されている前提で書いていきます。

1.Tuya IoT development platformの準備


1) PCでhttps://auth.tuya.com/にアクセスします。
auth.tuya.com


2) (アカウントを持っていない場合はアカウントを作成し)ログインします。


3) 画面左端の[cloud]を押して”My cloud project”のページを開き、右側にある[Create cloud project]ボタンを押します。


4) ”Project Name”, "Description", "Industry", "Development Method",
"Data Center"を入力/選択するウインドウが開きます。"Project Name"に適当なプロジェクト名を入力し、 "Industry"は[smart home]を選択、"Development Method"は[smart home]を選択、"Data Center"は[Western america]を選択して[Create]ボタンを押します。


5) "Configuration Wizard" "Authorize API Services"ウインドウが開きます。"Selected API Service(s)"にはデフォルトで"IoT Core Free Basic Resource Pack", "Authorization Token Management", "Smart Home Scene Linkage", "Data Dashboard Service"の4つが選択されており、このまま右下の[Authorize]ボタンを押します。


6) 画面左端の[cloud]を押して"My cloud project"のページを開き、さっき作成したプロジェクトをクリックします。


7) 上の方にある[Devices]のタブを押して、その下の[Link Tuya App Account]を押し、右側の[add app acount]ボタンを押すとQRコードが表示されます。


8) スマホで"Smart life"アプリを開いて"プロフィール"の画面を開き、右上にあるスキャンマークみたいなボタンを押します。カメラの画像になるのでPC側に表示されたQRコードを読み込むと、アプリ上でログインしていいかを聞かれるので[ログインを確認]ボタンを押します。


9) するとPC側に”Link Tuya App Account”がウインドウ開きます。"Device Linking Method"は[Automatic Link (Recommended)]を選択、Device Permissionは[Read, write, and Manage : Grant all device permissions to this project]を選択し、[OK]ボタンを押します。


10) "Devices will be linked with the project"ウインドウが開き、リンクするぞ?と確認されるので[OK]ボタンを押します。


これでTuya IoT development platform側の準備は完了です。

2. Local Tuyaのセットアップ


まずは"Local Tuya"とさっきTuya IoT development platformで作成したプロジェクトとリンクさせます。


1) Home Assistantで設定>デバイスとサービス>統合タブと進んで[統合を追加]ボタンを押します。


2) "local tuya"を検索して選択します。


3) "API server region", "Client ID", "Secret", "User ID"を入力するウインドウが開きます。


"API server region"はさきほど"Tuya IoT development platformの準備"の時に選択したもの(今回の場合[us])を選びます。


"Client ID"と"Secret"はTuya IoT development platformで左端の[cloud]を押して"My cloud project"のページを開き、さっき作成したプロジェクトを選択して[Overview]タブを開くと見つけられます。


"User ID"はTuya IoT development platform左端の[cloud]を押して"My cloud project"のページを開き、さっき作成したプロジェクトを選択して[Devices]タブを開き、その下に表示された[Link Tuya App Account]タブを開くと見つけられます。


一番下のフォームは良く判りませんがデフォルトで入っている"localtuya"のままで問題ありません。



4) [送信]ボタンを押します。

3. Local Tuyaへのデバイス追加


Edison SmartミニシーリングライトをLocal Tuyaに追加します。


1) Home Assistantで[設定]>[デバイスとサービス]>[統合タブ]と進んで、"LocalTuya integration"の左下にある[設定]ボタンを押します。


2) [ Add a new device ]を選択して[送信]ボタンを押します。


3) Smart Lifeアプリに登録されていてオンラインになっているTuyaデバイスが全て表示されるので、対象のデバイス(今回ならEdison Smartミニシーリングライト)を選択して[送信]ボタンを押します。


4) "Configure Tuya device"ウインドウが開きます。"Name", "Host", ”Device ID", "Local key", "Protocol Version"を入力する欄がありますが、全て自動で入力されているはずです。"Name"を必要に応じて変更し[送信]を押します。


5) "Entity type selection"ウインドウが開きます。[ light ]を選択し送信ボタンを押します。


6)"Data point"の設定ウインドウが開きます。"Data point"の設定にはまだ判っていないところがありますが、下図のとおり標準的な照明の"Data point"を設定しました。

一応、標準的な設定はここのページに書かれてますね。
pypi.org


7) "Entity type selection"ウインドウが開きます。[ light ]を選択し送信ボタンを押します。

まとめ

前回も接続そのものは出来ていたので、Tuya IoT development Platformとリンクさせたのがうまくいった理由なのか謎が残ります。
"Data point"も同じ設定にしていたはずなんだけどなぁ。
まぁ理由はどうあれ結果オーライなので良いんですけど、Tuya IoT development Platformの無償期間切れ問題に不安が残るところです。最初の無償期間:1ヶ月が切れても6ヶ月延長できるようですが、更にその先延長できるのかとか。。。あとはTuya IoT development Platformの仕様変更にも不安が残ります。
まぁ"Edison Smart ミニシーリングライト"以外の電球(+Styleのフィラメント電球とSmart Hereのフィラメント電球)は”Local Tuya”と"Tuya IoT development Platform"をリンクさせなくてもうまく設定できていたので問題なさそうだし、"Edison Smart ミニシーリングライト"はもう1個採用したいと考えているので早めに購入して”Local Tuya”の設定をしておけば当面は問題ないかな?


※後日追記
"Local Tuya"と"Edison Smart ミニシーリングライト"の組み合わせだとHome Assistant上で時々「利用不可」になるので、"Tuya-Local"カスタムインテグレーションを使うことにしました。"Local Tuya"も修正されて安定するかもしれませんが。
sympapa.hatenablog.com


それでは。